京都市上京区にある、言わずと知れた陰陽師の安倍晴明を祀った神社です。
特に厄除けに一番長けており、安倍晴明が平安時代に災厄を祓ったことに因んでいて多数の方が訪れております。
パワースポットとしても有名な場所なので、一度訪れてみるとご利益あるかも。
陰陽師とは?
陰陽師ときくと野村萬斎さんが主演の映画を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか?
何とも言えないあの尺八の音が浮かびます(笑)
そんな陰陽師ですが、陰陽五行説に基づいた、陰陽道を実践した平安時代の日本の官職の一つです。
陰と陽と「木火土金水」の組み合わせで森羅万象すべてを解決できるとした日本独自の陰陽道を確立したのが安倍晴明です。
その安倍晴明を祀っているんですね。
神社周辺
周辺には清明に縁の深い一条戻橋があり、清明神社から南へ100メートルのところにあって堀川に実際の橋として架かっています。
現在でもその「戻る」という習わしにしたがっており、嫁入りや葬式の列はこの橋を渡らないようにしています。
橋の雰囲気が何とも言えず、私も渡るのをやめました(笑)
ちなみにこの橋で渡辺綱という人物が鬼女の腕を切り落としたと言われています。
なので全国の渡辺さんは豆まきをしなくてもいいなんて言われているらしんですよ。
渡辺姓の皆さんは鬼に恐れられているとか。
この橋のわきには、式神石像が祀られています。
式神とは陰陽師の使う精霊のことを言います。
神社は一の鳥居と二の鳥居の奥に、本殿と、末社があります。
本殿は、明治38年に建てられました。
末社は、斎(いつき)稲荷社という別名を持っております。
お守りの種類や御朱印
お札やお守りは種類がたくさんあり、その目的に併せて購入することをお勧めします。
魔除けステッカーなんかもあり、車やバイクに貼るタイプのお守りがあります。
私も毎年交通安全のスッテカーを車に貼っています。
デザインも良くて気に入っています。
今はやりの御朱印も書いていただけます。
神社の名前が書いてあるシンプルなデザインです。
御朱印帳は陰陽師だけあって陰陽師のマークがデザインしてあります。
年中行事は?
1月1日に歳旦祭が行われます。
元旦の午前8時から行われます。
2月には節分星祭があります。
節分は穢れを祓う祭儀ですので、節分星祭を大事にしています。
私も何回か参加してきました。
豆まきということもあって結構賑やかですよ。
そして9月には一大行事となる清明祭があります。
清明祭は3つに分かれており、秋分日前夜に宵宮祭という前夜祭があり、秋分日の午前中に例祭が行われ午後から神幸祭となっています。
「桃薗みこし」と「聚楽みこし」が見所です。
11月には御火焚祭があります。
火を焚き上げる簡素な祭りですが、京都では古くから行われていました。
その習慣を大事にしたのがこのお祭りです。
場所や駐車場
住所:〒602-8222 京都府京都市上京区 堀川通一条上ル晴明町806
堀川今出川を下がったところにありますので、市バスで「一条戻橋・晴明神社前」で降りると堀川通に面していてすぐに見つかります。
専用駐車場はありませんが、神社の南にあるコインパーキングがあり、車の場合は利用すると便利です。
最寄りの駅は地下鉄烏丸線の今出川駅の6番出口ををずっと西に行くのが一番近いかと思われます。
まとめ
以上のように、清明神社を紹介しました。
パワースポットとしてはすごく有名な神社で、桔梗が美しいことでも有名ですので、咲く時期に行ってみるのもいいかと思います。
最近はフュギュアスケートの羽生選手が清明をイメージしたスケーティングをしたことでさらに有名になりました。
そんな羽生選手の絵馬があったりします。
私も見つけたのですが、どこにあるかは内緒です(笑)
羽生選手のファンの方で参拝に来た時には探してみてください。
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