埼玉県の浦和駅にほど近い調(つき)神社。「つきのみや神社」という愛称親しまれているその神社は少し変わっています。
さて、どのあたりが変わっているのか?早速ご紹介しましょう。
ぜひ知ってくださいね!
狛うさぎが待つ神社
出典:wikipedia
この調神社は世にも珍しいウサギだらけの神社。
入り口にはお稲荷様でもなく狛犬でもなく、狛ウサギ様が2体お出迎え。
お手水もよく神社で見かけるのは龍をかたどったものですが、こちらはウサギのお口からちょろちょろとお水がでていて何とも可愛らしい!
最近人気のご朱印帳もウサギのデザインが施されていてコレクターにも非常に人気が高いです。
御朱印は初穂料500円でいただけます。
こちらにももちろんウサギが書かれています。
境内にどれだけウサギがあるか探してみるのも楽しいかもしれませんね。
どうしてウサギなの?
一体調神社はどうしてこんなにもウサギ推しなんでしょう?
この地に古くから月待信仰があったこと、そして伊勢神宮の貢物の「ツキ」と「月」が同じ読みであること。
そこから月の使者であるウサギへとつながったなど諸説あります。
場所やアクセス
住所:〒330-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町3−17−25
調神社は浦和駅西口から徒歩5分。町中に突然あります。
ですが一歩足を踏み入れると、町中である事を忘れるほど静寂で厳かな雰囲気。
車での参拝ですが、神社の前にパーキングがありますが、参拝者用の駐車場が神社の奥にあります。
初詣などの混雑する時期を除けば奥の駐車場は比較的に空いています。
調神社の神様、ご利益
出典:wikipedia
こちらの神社で祀っているのは天照大野神、豊宇気毘賣神、そして素戔嗚尊です。
どんなご利益があるかというと、一番有名なのは勝負運。
調神社の「ツキ」から「ツキを呼ぶ」にかけているのでしょう。
パワースポットとしても有名になってきていて、地元のサッカーチームの浦和レッズの選手の方が参拝しに来ているようです。
なんだか最近ついていないなぁと感じる方や、試合や試験を受ける方は是非こちらの神社に参拝してパワーを貰ってみてはいかがでしょうか。
神社の七不思議
出典:wikipedia
これは余談ですが、調神社には七不思議があるようです。
1.境内に松の木が無い
→月読命(つくよみのみこと)が弟である神須佐之男命(すさのおのみこと)が出かけ、戻って来ないので、『もう待つ(松)のは嫌だ』と言ったため。
2.池に住む魚は片目になる
→理由わからず
3.祭神の使い姫はウサギ
→月への信仰から(月の使いはウサギ)
4.日蓮上人駒つなぎのケヤキ
→日蓮(鎌倉の仏教僧)が、難産の女性のためにこのケヤキに馬を繋ぎ、祈ったところ無事出産できたので、安産の守護神とされている。
5.ハエが居ない
→御祭神が嫌うため
6.蚊が居ない
→御祭神が嫌うため
7.鳥居がない
→伊勢神宮への貢物を運び入れることが難しく、鳥居を建てなかった。
鳥居の件は結構大胆ですね(笑)
池の魚の件は理由がわからないみたいですね。
是非、自分の目で確かめてみてくださいね。
卯年のお子様のお宮参りに
普段はあまり混雑していない調神社ですが、卯年の調神社は縁起が良いということで大変参拝者が多かったようです。
我が家も娘が卯年生まれ、お宮参りは調神社でお世話になりましたが、沢山の赤ちゃん連れが来ていたのを覚えています。
子供の分は勿論、私は酉年で向い干支がウサギなので一緒に可愛いウサギ柄のお守りも購入。
一般的な布のお守り、そしてキーホルダー型やウサギ型などデザインも豊富です。
とても気に入っていて今でも大事に持ち歩いていますが、周りの人から「可愛いね!」「どこの神社?」と聞かれることも多いです。
ウサギの神社で目新しいところがありますが、社殿の彫刻や造りは歴史の重みを感じさせます。(彫刻もウサギ!)
平日はあまり人もいないですし緑も豊かなので散策スポットとしてもオススメです。
買い物帰りにフラッといけるのもこの立地ならではです。
ぜひみなさんも近くに来た時には参拝してみてください。
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