大阪府大阪市住吉区にある大衣羅神社(おおよさみじんじゃ)を紹介します。
地域の氏神として親しまれています。
「建豊波豆羅和気王」と住吉三神である「底筒之男命」「中筒之男命」「上筒之男命」が祀られています。
大阪市営地下鉄「あびこ」駅から徒歩15分程度ですので、アクセスはいいと思います。
「あびこ」駅から一つ目の大阪市営バス「よさみ神社前」というバス停もありますが、バス停からも6,7分かかりますので歩く事をおすすめします。
大衣羅神社の歴史
出典:wikipedia
この神社は、大阪市住吉区庭井という住吉区でも東南の端のほうにあります。
神社の南側には、大和川という大きな川が流れている場所です。
庭井という住所名は、この神社の境内の南西隅にあった「龍神井」別名「庭井の清水」といわれた井戸からの由来です。
今は、残念ながら、井戸跡の碑が残るのみです。
アクセス
大阪府大阪市住吉区庭井2丁目18番16
「あびこ」の駅付近は、非常に人が多く、繁華街なのですが、東南方向へあるいて行くに連れ、少し寂しくなってきます。
しばらく行くと、「阪南高校」という高校が見えてきます。
この学校を左に曲がって、学校沿いに神社の入口が見えてきますので、すぐわかると思います。
車で行く場合もこの経路の方がよいと思います。
徒歩の場合、一旦大和川に突き当たって、国鉄時代の貨物線沿いに、阪南高校のグランドを見ながらアクセスする方法もあります。
「あびこ」駅から徒歩で訪れる方法よりも少し、距離があり、人通りもほとんどなくなるようなアクセス方法です。
このアクセスは、ちょうど徒歩で訪れる境内の入り口の反対側、つまり裏口から境内に入ることになります。
大衣羅神社へ向かう参道は、道幅が2メートル程度になります。
70mくらい直進すると、境内につきます。
車は、進入禁止になっています。
この参道は、左が「阪南高校」のグランドで、右側が、テニスコートになっています。
高校内の敷地を横断している感じです。
実は、このグランドは、「よさみ池」とよばれるため池の跡らしいです。
ここにも「よさみ池」跡の碑が建っています。
この辺りは、古代時代に豪族・衣羅氏が居住していたことから「よさみ」と名前が残っているのです。
参拝した感想
鳥居をくぐって、境内に入ると、うっそうと生い茂る木々に覆い囲まれている感じがします。
少し、薄暗い感じもするのですが、逆に木々の生命力を感じます。
楠のご神木がすばらしいです。
知る人ぞ知るという神社です。
木々の癒しを感じながら、社が4つほどありますので、すべてお参りしましょう。
にぎやかな駅前から少し入るだけで、こんな自然に出会えるのも貴重だと思いますよ。
ぜひ、一度、足をお運び下さい。
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