海の風が気持ち良い千葉県房総半島。
今回は千葉県は房総半島の亀山湖近くに古くからある、亀山神社について紹介します。
アクセスや駐車場
千葉県君津市滝原114
久留里線の終点、上総亀山駅から歩いて約40分のところに亀山神社があります。
歩くにはたいへんなので、車でいくことをお勧めします。
駐車場は特にありません。神社前の坂を下ったところに湖畔公園がありますので、そこに車をとめられます。
湖畔公園はバス釣りで有名な亀山湖で、釣りはもちろん渓流散策コースもあり、隠れた観光スポットといえます。
人が押し寄せて来ると困るので、正直言ってあまり教えたくはないという思いもあります。笑
久留里街道から、滝原地区で右折し、坂道を下っていくと、鳥居が建っています。
鳥居を過ぎて左側に古い風情溢れる山門があります。
周囲には立派な巨木がたち、森の中の神社として趣があります。
祭神は日本武尊。創立年は不詳とのことですが、そうとう古くからあることは、建物を見ても実感できます。
言い伝えによると不動像が瀑布中より出現し、今の社地に安置したとあります。
不動像は今では他に移したとのことですが、神秘的なものを感じますね。
参拝してみる
山門に前は不動像があったそうですが、今はありません。天井に絵が描かれていて、色落ちしてしまっていますが、書かれた当時は相当華やかだったことは想像できます。
不動像のあったところには神輿が入っています。
山門をくぐると正面に拝殿があります。
神聖な佇まいに足を踏み入れるのも気後れするほどです。
拝殿は朱塗りも色落ちしていて、古い建物であることだけはわかります。
いつ建てられたのだと聞かれても、記録や説明書きも見当たりません。
かえってわからないほうが、想像をかきたてられていいのではと思います。
拝殿に彫られた龍の彫り物といい、建物のつくりは立派です。
建てられた当時の信仰心の厚さを感じます。
あるいは建てた人物の権勢を誇示したかったのかなどと、勝手な思いをめぐらせてしまいます。
まとめ
狛犬は新しいものもありますが、江戸時代の年号の彫られたものもあります。
少なくとも江戸時代から現在に至るまで、地域の皆さんが大事に守っておられることは、たいへん素晴らしいことです。
山門の前に立派なユリノキがあります。
ユリノキは明治の頃に日本に入ってきたと聞いております。
周りの木も杉並木のように綺麗です。
戦火にもあわず古いものが残っているのは奇跡と言ってもいいでしょう。
これからも残していきたいと感じます。
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