私がよくいく神社である東京都目黒区自由が丘にある熊野神社の紹介をしたいと思います。
そこまで大きな神社ではないのですが、世界遺産にもなった熊野三山にゆかりのある神社なのでかなり参拝客が訪れています。
そんな熊野神社を是非知ってください。
アクセスや駐車場は?
住所:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1丁目24−12
おしゃれなカフェや雑貨屋さんが立ち並ぶ、人気のスポット自由が丘。
東急東横線と大井町線が交差する自由が丘の駅から歩いて5分ほど、カステラで有名な黒船本店のすぐ隣、紅茶専門店ルピシア本店の斜め向かいに、緑に包まれた熊野神社があります。
大きな神社というわけではありませんが、自由が丘から駅チカという立地と、世界遺産にもなった熊野三山にゆかりのある神社のため、休日はもちろん、平日の昼間でもたくさんの参拝客が訪れる人気の神社です。
普段でも参拝客の多い熊野神社ですが、9月の第一日曜に行われる例大祭は自由が丘をあげてのお祭りになり、様々なお神輿が町中を練り歩くため、いつも以上に街全体が大賑わいになります。
駐車場も一応あるようですが数が少なく、周辺道路は道幅がかなり狭い地域で歩行者が非常に多いため、電車やバスなどの公共交通機関の利用をおすすめします。
境内の様子
出典:wikipedia自由が丘の駅前から続く商店街の近くにあり、特に休日になると周辺はかなりにぎやかになりますが、一の鳥居をくぐって神社の敷地に一歩足を踏み入れると、凛とした空気とともに静寂が訪れます。
ここで深呼吸するだけで身が清められるような、そんな不思議なパワーのある空間です。
二の鳥居をくぐると右側にはシーソーなどがあり、児童公園のような小さな広場があります。
さらに進み、三の鳥居をくぐると、右側に自由が丘の父といわれる栗山久次郎の銅像があります。
階段を上るとすぐ右側に手水舎、正面にある本堂の右手奥に伏見稲荷神社、左手に神楽殿、階段のすぐ左側に社務所があります。
社務所はこじんまりとしていますが、おみくじやお守りの販売、御朱印の授与をしており、以前は御朱印帳もあったのですが、現在は頒布していないようです。
御朱印は季節によって様々な色と絵柄の印判が押されるので、1度だけでなく何度も訪れて御朱印を集めたくなってしまいます。
神社自体は常に開かれていますが、社務所は夕方の早い時間に閉まってしまうようなので、お守りや御朱印が欲しい場合は早めの参拝をおすすめします。
御由緒と御祭神
熊野といえば世界遺産の熊野三山。
熊野三山に起源をもつ神社は日本にたくさんありますが、自由が丘の熊野神社もその一つです。
自由が丘の熊野神社は、創建された時代は定かではなく、鎌倉時代という説と江戸時代という説があります。
いずれも、厚い熊野信仰により御分霊を拝受し祀られたと言われています。
御祭神は、「伊弉冊命(いざなみのみこと)」「速玉之男尊(はやたまのおのみこと)」「泉津事解之男尊(よもつことさかのおのみこと)」。
「伊弉冊命(いざなみのみこと)」は「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」の妻で、伊弉諾尊と伊弉冊命は日本という国を作った神様と言われており、「速玉之男尊(はやたまのおのみこと)」と「泉津事解之男尊(よもつことさかのおのみこと)」はその子ども。
日本を作った親子が祀られた熊野神社はやはりご利益がすごそうです。
そんなわけで、今回は自由が丘の熊野神社をご紹介させていただきました。
是非一度ならずとも、二度三度と季節を変えて参詣することをおすすめします!
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