“鹿児島県霧島市隼人町にある鹿児島神宮の紹介です。
鹿児島神宮という名前ですが鹿児島市からは40kmも離れており、人里離れた田舎町に建てられている大きな神社(神宮)です。
神社の概要
出典:wikipedia
鹿児島神宮は略称ではなく正式名称であり、国指定の重要文化財でもあります。
主に天津日高彦穂々出見尊様、(山幸彦様)と豊玉比売命様を祀っており相殿神としてたくさんの神様が祀られています。
普段は静かな境内はお正月になると初詣をされる方で入口からあふれんばかりの長蛇の列となります。
ですがお正月含めた三が日以外は基本的に人も少なく、車道からも遠いので時間がゆっくり流れているような気分になります。
祀られている神様
鹿児島神宮は「神宮」ということもあり、過去の天皇様を含めた多くの神様があわせて祀られており、すべてのお社を回るのは大変です。
主祭神である天津日高彦穂々出見尊様、(山幸彦様)は「海幸山幸伝説」の説話にも登場する山幸彦様としてのお名前がメジャーな神様で、桓武天皇の祖父にあたる人物です。
鹿児島神宮のご利益としては、農耕・畜産・漁猟等の繁盛、五穀豊穣、厄除招福等があります。
古事記、日本書紀にはそれぞれ「高千穂山の西」、「日向の高屋山上陵」に埋葬されたと記されており埋葬地に沿って高千穂山からほど近いこの土地に祀られているそうです。
お祭り
霧島市に住んでいる人ならだれでも知っている鹿児島神宮のお祭り「初午祭」について紹介します。
初午祭は旧暦1月18日を過ぎた最初の週の日曜に行われる伝統行事です。
鈴かけ馬と呼ばれる馬の背中に飾りをつけ、首には鈴をつけた馬が踊り連を引き連れて太鼓や三味線にあわせ踊りを踊ります。
毎年10万人もの人出があり、鹿児島を代表するお祭りのひとつです。
アクセス
鹿児島県霧島市隼人町内2496-1
場所は最寄の隼人駅から山のほうに20分ほど歩けば到着します。
静かな住宅街の奥に位置し、静かに町を見守っているような雰囲気があります。
入口の鳥居から境内まではかなりの距離があるのですが、境内近くまでは車でも乗りこむことができ、駐車場もたくさんあるので普段の参拝であらば車を使うことをおすすめします!
ただ境内でも主祭神のほかに相殿神のお社を参拝される場合は険しい山道となりますので、歩きやすい恰好と水分を持参することをお勧めします。
まとめ
鹿児島神宮境内内には「竜宮の亀石」と呼ばれる巨大な石もあり県内では有数のパワースポットとしても有名です。
もし鹿児島に足を運ばれることがありましたら、少し遠いですが是非参拝してみてください!
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