福岡県太宰府市にある太宰府天満宮をご存知でしょうか?
知ってる方も多いとは思うのですが、魅力を伝えたくてまとめてみました。
九州で一番有名な(個人的に思ってます)太宰府天満宮をご紹介します。
ご利益や神様
太宰府天満宮は菅原道真公のご墓所の上にご社殿を造営し、その御御霊を永久にお祀りしている神社です。
「学問・至誠・厄除けの神様」として有名です。
菅原道真公は一般的に「学問の神様」として有名ですが一言では語れない人です。
学者としてだけではなく詩人に教育者、政治家といろんな顔を持ち日本の歴史に大きな影響を与えた人物です。
太宰府天満宮は年間800万人もの参拝者が訪れる神社です。
ただ参拝するだけでなく歴史にまつわるスポットや境内のご利益スポットなどすみずみに目を向けて深く知るともっと観光が楽しめます。
境内のみどころ
まず御神牛です。
撫でた部分の病気が治り頭を撫でれば賢くなれると言われています。
太宰府天満宮の中でも最も目を引く「太鼓橋」があります。
本殿に向かう途中三つ連なった橋は「過去」「現在」「未来」を表しています。
この橋を渡ることで身が清められます。
また「過去」の橋を渡る時は後ろを振り向いてはいけない、「現在」をわたる時は立ち止まってはいけない、「未来」を渡る時はつまずいてはいけないという風に小さいころ教えてもらいました。
本殿の裏手には国指定天然記念物に定められている「夫婦樟」もあります。
樹齢1000年~1500年とされる大木は見ているだけで圧倒的なパワーを感じます。
また最大の見どころは本殿に至る道とは別に広大な梅の庭園があります。
6000本の梅の数で種類は200種類以上です。
2月末から境内すべてがピンクと白に染まり神社建築と相まってまさに絶景です。
名物
太宰府天満宮の名物は「梅が枝餅」です。
参道にはたくさんの梅ヶ枝餅のお店が並んでいます。
梅ヶ枝餅も菅原道真公にゆかりのある食べ物なのです。
太宰府天満宮は菅原道真公が左遷されそして不遇のうちにその生涯を終えた場所です。
この梅ヶ枝餅は左遷されて落胆していた菅原道真公に対してお餅を売っていた老婆が、菅原道真公に元気をだしてほしいということで餅をあげたのが始まりだと言われています。
この梅ヶ枝餅の成り立ちには諸説があります。
このほかにもいくつか話があるので調べてから太宰府天満宮を訪れるのも良いと思います。
アクセス
〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4丁目7−7番1号
福岡県の太宰府市にありますが自然に囲まれていながらも福岡市中心部から車や電車で30分ほどとアクセス利便性も高い所にあります。
西鉄太宰府駅からだと徒歩5分で行くことができます。
太宰府天満宮には駐車場もありますが普通車は500円です。
また受験シーズンになると周辺の有料駐車場もいくつかありますがそれでも駐車できないという程混雑します。
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