岡山県の倉敷市 阿智神社という神社の紹介です。
岡山での観光は倉敷の高梁川沿いを歩いて、、、という方もいっしゃるのではないでしょうか?
その高梁川から少しそれると阿智神社があります。
メインの観光コースにも入れやすいと思い、なんとも言えない落ち着いた雰囲気や、ゆっくり流れる時間を知ってほしくてまとめてみました。
神社の概要と御利益
出典:wikipedia
倉敷市の美観地区の一角である鶴形山にある割と大きめの神社になります。
ちなみに美観地区とは「プチ京都」などと呼ばれており、白壁の町として独特の古き良き日本といった景観が広がっております。
佐藤健さんが主演を演じたるろうに剣心の実写版の撮影地でもあり、外国人や県外からの観光客も多く訪れています。
昔は港町として栄えていたこともあり宗像三女神という海上交通の守護神を祀っているようで、商売繁盛・交通安全にご利益があるそうです!
境内の中には庭園があり、絵馬殿やお守り売り場などもあるためお正月には地元の人々がごった返すようになっております。
毎年毎年ここに初詣に来ているおかげか交通事故もなく、商売繁盛!とまではいかなくともそれなりの生活を送れております。
ちなみにお正月には境内までの石段を近所の高校野球部員がわっせわっせと往復してトレーニングしております。
こんな神社
阿智神社に行こう!というよりは美観地区に行ったら良さげな神社が近くにあったという認識の人がほとんどと思われますが、
地元に暮らしていると、散歩がてらに美観地区で食べ歩きをしてから神社で癒されるというのがなんとも癖になってきます。
詳しくは知らないのですがきっとパワースポットでも有名みたいです。
季節ごとのイベントなどもしょっちゅうしており、何気なく土日に散歩に行くと催し物がしており、ついつい覗いてしまいます。
行事もたくさん!
1月1日には能の舞いや餅つき、3日まで獅子舞が境内を練り歩いています。
子供の頃は獅子舞が怖くて逃げ回ってました(笑)
5月の子供達が元気に育つよう願う春祭りでは美観地区を太鼓神輿が練り歩きます。
このお神輿を千歳楽(せんざいらく)と呼び、しゃんとせー!という掛け声が印象的です。
この千歳楽は春、夏、秋のお祭りで美観地区を練り歩きます。
春祭りは5月の第三の土・日曜で行われます。
8月の7日には夏越大祓式・七夕祭が行われます。
旧暦の七夕です。
半年の汚れを取り、短冊に願い事を書きます。
秋には例大祭が行われ、御神幸行列が街を練り歩きます。
200〜250人ほどが行列をつくり街を練り歩く様子は圧巻です!
またお祭りでは素隠居(すいんきょ)というじじ、ばばがうちわを持って回っています。
子供がこの渋うちわで頭を叩かれると頭が良くなる、体が丈夫になると言われています。
この素隠居を挑発する子もいれば、泣いて逃げ惑う子もいます(笑)
青森でいうナマハゲと似た感じですね。
ナマハゲの方が迫力があって子供には怖いかな?
獅子に付き添って回っているみたいなので、お祭りの際にはぜひ探してみてくださいね!
他にも1年を通してたくさんの行事を行っていますので観光しているときに当たればラッキーですね。
場所・アクセス
住所:〒710-0054 岡山県倉敷市本町12−1
神社の場所は倉敷駅を降りて南口より15分ほど歩き恵比寿商店街を抜けた先に鳥居があります。
そこから5分ほど山を登ると境内になります。
入口に関しては何か所かあるので、美観地区をうろうろしているときっとたどり着けるかと思います。
駐車場も20台程度あるのですが、観光客など通行人が非常に多く場所もわかりづらいため車でのお越しははっきり言ってお勧めできません。
地元に住んでいる私でも、駐車場の位置をはっきり記憶していませんので初めてくる人には難しいかもしれません。
まとめ
私は学生時代に暇があればこの辺をプラプラと散歩しており、非常に思い出深い神社となっています。
お祭りが賑やかなのでお祭りのことを中心にまとめてしまいましたが、美観地区に根深い神社です。
美観地区の観光と一緒にぜひ参拝してみてください。
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