長野県長野市にあるパワースポットとして有名、またCMでもおなじみの杉並木がある戸隠神社の奥社です。
私のこの神社のおすすめはずばり「冬」です。
真冬のキリリとした寒さ、音を吸い取る深い雪、歩く人もまばらで、冬はならではの静謐さと荘厳な美しさに満ちていて、聖域と言うのに相応しい雰囲気です。
そんな戸隠神社奥社の紹介になります。
アクセスや住所は?
住所: 長野県長野市戸隠3506(戸隠神社)
長野県長野市戸隠3690(奥社)
長野市街からは車で30分位の場所にあります。
冬になると、車の数もまばらになります。
行く途中には戸隠スキー場もあるくらいの山奥の神社なので雪道を運転しながら登っていく事になります。
駐車場は奥社に行く入り口のところにありますが、そこから約2キロほど歩くことになります。
歩いて行くのも大変
到着すると人が雪を踏みしめた部分は固くなっていますが、その硬くなっている所を外れるとずぼっと雪にハマってしまいます。
普通に大人の膝くらいまでは埋まる積雪量です。
有名な杉並木まではほぼ平らですが、その先から登りになり、奥社直前は登山レベルの急な坂になっています。
そこにサラサラのパウダースノーが降ると、もの凄く滑ります。
特に降雪時は前に登ったひとが踏みしめてくれてた部分に雪が積もり、スノーブーツでは太刀打ち出来ないくらいになります。
奥社
出典:http://www.togakushi-jinja.jp
ただ、基本的には雪もある程度踏み固められており、雪山登山に行くほどではなく、奥社に到達する事は出来ます。
この奥社、基本的に冬季は、神職の方もいませんし、授与所もお社も閉まっています。
ちょっとした小窓が開いているので、お参りはできます。
念の為ですが、雪が降っている場合は決して無理はせず、引き返す勇気も必要です。
仮に立ち止まってしまっても助けてくれる人がいない場合も有りますので十分注意してください。
冬場は参拝者自体が少なく、実際、私が行った時も視界に誰も居ない状況もままありました。
杉並木だけで写真を撮って引き返す人も多く、奥社まで行く人はさらに少なくなります。
そんななかで、もし足を負傷してしまったりしたら遭難するレベルです。
ちなみに携帯電話の 電波はちゃんと飛んでいますので助けは呼べます。
そんなことにはなりたくないですけれどね。
冬季のあいだ、ご祈祷やおみくじなどは同じ戸隠神社の中社で行えます。
この中社は車で行くことが出来ます。
奥社には雪に埋もれた社殿や鳥居があるだけで何もないので、無理せず、杉並木や辺りの雰囲気を楽しんで戻る、というのも全然アリかと思います。
そして、この奥社到着したら終わりじゃなくて、苦労して登ってきた斜面を今度は降りて帰らなければなりません。
これがまた大変。下りの方が足を滑らせます。
十分注意の上の参拝ですが、この景色は素晴らしいので、一度行ってみる価値はあります。
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