宮城県仙台市のけっこうレアな神社、旅立稲荷神社 をご紹介したいと思います。
場所は、宮城県仙台市若林区で、広瀬川沿いに位置し、東北新幹線と東北本線の線路に近い場所にあります。
すぐ横が土手になっていて、階段をちょっと上ると広瀬川が見えるというロケーションなんです。
「旅」という字が付く神社は、なんと日本中でもここだけかもしれないとの話です。
名前の通り、旅に関係する神社なので、ぜひご紹介したいと思います。
由来と御利益
創祀は白河天皇の永保年間(1081~1083)と伝えられ、伏見稲荷神社の分霊が勧請されているそうです。
途中、歴史的な事情などあって、何度か名称が変わったりしたそうですが、明治の頃に保食神社から旅立稲荷神社に変わったそうです。
名前の由来は、伊達政宗が参勤の際に、道中安全を祈って無事に帰ってきたことを感謝して、旅立稲荷神社という名称を授けたのだとか。
なので、主祭神は食物や牛や馬の神とされる保食神なのですが、名称が変わってからは旅の無事を祈願する神社になったようです。
神社と周辺の様子
この神社は、観光客などが訪れる雰囲気ではなく、今は地元の人がこじんまりとお祭りをやる程度なのかなと思います。
あとは、寺社参りが好きな人がたまに訪れる感じではないでしょうか。
でも、境内には面白スポットがいくつかあるんです。
手水舎の水が出てくるところが狐の顔になっていたり、神社なのに境内にお地蔵さまがあったり、お稲荷さんなのに狐ではなく狛犬があったり。
ちなみに、お地蔵さまは耳の病気に関係する願いをかなえてくれるらしいです。
自分も、何度かお参りに行って、いい旅行ができますようにとお願いしたら、願いがかないましたよ!
それと、普通の家のようなところが鳥居のところにあるのですが、そこで御朱印とか御守とかもらえるみたいです。
アクセス
住所:〒984-0826 宮城県仙台市若林区若林2丁目1−3
道路沿いに赤い鳥居が見えるので、その横に駐車場があり、2~3台くらいはとめられるような感じでしょうか。
あとは、バスか地下鉄か、自転車などいかがでしょう。
仙台市営地下鉄だと、最寄り駅は長町一丁目駅になります。
そこから歩くとしたら、10分位でしょうか、それほど遠くはありません。
広瀬川の流れを見ながら橋を渡っていく感じになります。
仙台市の中心部には、点々とレンタル自転車が置いてあるので、それを利用する手もあります。
途中には古い建物の駄菓子屋さんがあったり、古い町並みがあったりするので、自転車で寄り道しながら行くのも楽しいと思いますよ。
まとめ
小さくて、あまりきれいな神社ではないのですが、お願い事はきいてもらえそうな気がします。
ぜひお参りに行って、神社を盛り上げてほしいです!
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