宮城県塩釜市にある奥州一之宮、塩釜神社をご紹介したいと思います。
正式には鹽竈神社と、難しい字を書くのですが、地元では塩釜様などと呼ばれています。
神社の概要
出典:wikipedia
創建の起源は奈良時代以前ともいわれていて、歴史の長い神社だなと思います。
仙台の近くであることもあり、伊達政宗や伊達家にも大事にされてきたみたいです。
御祭神は、塩土老翁神・武甕槌神・経津主神とのことで、本殿が門を入って正面と右側にあるのですが、主祭神の塩土老翁神が祀ってあるのは右側の本殿だそうです。
なので、正面だけお参りして通り過ぎてしまう人もいるとか。
右側も忘れずにお参りしましょうね。
ご祭神とご利益
御祭神は、塩土老翁神・武甕槌神・経津主神で、主祭神は塩土老翁神です。
武甕槌神(茨城県鹿島神宮主祭神)・経津主神(千葉県香取神宮主祭神)は、国譲りの物語に登場していて、国土平定の業をなした神様だそうです。
鹽土老翁神はその名前に塩とあるように、人々に製塩法を教えた神様だそうです。
ちなみに、近くの別の場所には御釜神社というのがあって、塩をつくる釜が安置されています。
塩釜神社の御利益は、航海安全、交通安全、安産祈願ということです。
御守などで特徴のあるものは、海上安全板札と大漁旗と海上安全旗でしょうか。
さすが、航海安全の神様ですね。
あと、塩の神様らしく、「御神塩」というお塩も売っています。
この塩は、盛り塩に使ったり、お払いに使ったりするそうです。
自分は、なんか嫌な感じがするときに口に含んでうがいをしたり、お風呂に入れたりして使ってます。
うまくいく御守とか、安産守とか、他にもたくさんあるのですが、ご紹介しきれません。
奥州一之宮といこともあって、各地から参拝客が訪れますから、御守りの種類も豊富なんです。
ちなみに、塩釜神社はパワースポットともいわれていて、特に正面の階段がポイントだそうですよ。
昇るのが大変だけど、ぜひ階段から境内に上って行ってみて下さい。
周辺の観光
4月には「花まつり」、7月には「塩竈みなと祭」「流鏑馬神事」、10月には「しおがまさま神々の月灯り」など、お祭りやイベントも多いです。
塩釜桜というのが有名で、周辺地域より遅めに開花する桜がとても美しいそうです。
年に何度かお祭りがあって、約1トンの大神輿が急で長い階段を下りたり上ったりする様子は圧巻だと思います。
本塩釜駅方面には美味しいお寿司屋さんが何軒かあって、そちらもお勧めなので、食べ比べなどしてみてもいいかもしれません。
場所と行き方
JR仙台駅から、仙石線に乗って本塩釜駅 で下車、タクシーだと5分、徒歩だと約15分とのことです。
JR東北本線を利用して塩釜駅で下車すると、徒歩で30分くらいでしょうか。
本塩釜からだと、歩道も整備されてきれいな道なので、歩いても苦にならないかもしれません。
途中には古い建物が点在していて、老舗の味噌屋さんなんかもあって、退屈しないと思います。
車で行く場合は、無料駐車場が4か所あって、300台収容とのことなので、イベントの日やお正月でない限りは大丈夫そうですね。
まとめ
ほかにも、茶店や、藻塩チョコが売っているお店とか、野菜のジェラートのお店、お菓子屋さん、有名なお酒の浦霞の蔵なんかも近くにありますよ。
観光地の松島も近く、お参りだけでなく、周辺の観光も楽しめる神社だと思います!
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