日本には神社がたくさんあってそれぞれ特徴がありますよね。
私の地元、横浜市港北区にある師岡熊野神社にも特徴的なものをいくつか見つけたので紹介します。
神社の豆知識
出典:wikipedia
師岡熊野神社は、東急東横線「大倉山駅」から徒歩8分ほどの少し高台の場所に位置していて、初詣の際には結構な行列ができ、入場規制がかかるほど、地元では親しまれている神社です。
祭神は、かの有名な、和歌山熊野三山の祭神と一体で、「伊邪那美尊」、「事解之男命」、「速玉之男命」を祭っています。
神社に着くと、鳥居の向かいには池があり、中央には水神様が祭られています。
この池は『いの池』と呼ばれ、神社裏手には『のの池』、さらに以前まで周辺に『ちの池』があり(現在は埋め立てられてしまったそう)、三つ合せて『いのちの池』と呼ばれ親しまれていたそう。
また、いの池の前には力石と呼ばれる石が現存しており、かつて修練に使われたりしていたものだそうです。
中でも四拾五貫と書かれた岩は約168キロもあるらしく、これを昔は持ち上げようとしたりしていたそうだから、驚きですね。
さっそく鳥居をくぐって階段を上がり、本殿へお参りを行います。
本殿近くには、平成26年に設置されたばかりの、さざれ石の碑が堂々と佇んでいます。
さざれ石の碑なんて、中々見る機会がないので貴重ですね。
こんな細かい小石が集まって巨大な岩になるなんて感慨深く、パワーをもらえるような気がします。
また、師岡熊野神社の社紋は三足烏で、同じく三足烏をシンボルマークにしている日本サッカー協会のつながりで協会公認のお守りや絵馬が販売されていて、サッカー神社としても親しまれているようです。
参拝を済ませ、神社の裏山へ向かうと、神奈川県の天然記念物にも指定されている社叢林が見られます。
師岡熊野神社は、ただ参拝するだけ終わりではなく、歴史を感じながら探索できで、自然も感じることができるので地元民からも愛されている場所です。
アクセス
神奈川県横浜市港北区師岡町字表谷戸1137番地
大倉山駅からのアクセスは、駅を出て(大倉山駅は出口が一つしかない比較的小さな駅です)、左に進みますと、レモンロードという愛称で親しまれている大倉山商店街があります。
そこを突き進み、綱島街道まで出たら、綱島街道を綱島方面に向かって歩きます。
すると、右側に師岡熊野神社入り口との看板があり、住宅街に囲まれたゆるやかな坂の上に神社が見えてきます。
神社の周辺は閑静な住宅街ですが、駅からは賑やかな商店街を抜けていけるので、周辺を見ながら向かえば退屈することなく、あっという間につくと思います。
神社周辺
大倉山と言えば、神社とは反対方面にある『大倉山記念館』が有名ではありますが、今回ご紹介した師岡熊野神社もより多くの人に知ってもらいたいおすすめスポットです。
大倉山近辺に来ることがあれば是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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