島根県出雲市大社町杵築東にある「出雲大社」といえば、縁結びの神様として知られる大国主大神を祀るパワースポットですよね。
しかしあの出雲大社の分社が広島にもあるのでぜひ紹介させていただきたいと思います。
出雲大社のご利益
縁結びの神・福の神として名高い『出雲大社』は、日本最古の歴史書といわれる「古事記」にその創建が記されているほどの古社で、明治時代初期まで杵築大社と呼ばれていました。
そして、今もなお全国から若い女性を中心に参拝客が訪れます。
わざわざ出雲を訪れないと恩恵にあやかれないの?とお思いの方に朗報です。
日本には、出雲大社の様々な分祠、分院があります。
そのうちの一つが、広島県の広島市に囲まれた安芸郡府中町にあります。
新幹線の線路沿いに広島県道151号線を上っていくと、「出雲大社広島分社」と書かれた表示板が出てきますので、それに従って進むと、公園を過ぎ山の中、緑あふれる場所に出雲大社広島分社があります。
独特の参拝ルール
駐車場に車をとめ、外に出ると、独特の静かですがすがしい空気の中に、大きな鳥居が見えます。
ここからも素晴らしいエネルギーが出ているように感じます。
鳥居をくぐる前に、神様へのご挨拶の意味を込めて一礼。
そのまま本殿へと進みます。
そしてお参り。
ここで気をつけてほしいポイントがあります。
神社へのお参りといえば、普通は「二礼二拍手一礼」ですが、ここ出雲大社では「二礼四拍手一礼」が基本なんです。
しかしいったい何故4回打つのでしょう?
一説では、以下のような理由が囁かれているようです。
1.東西南北を守護するとされる「四神(しじん)」に対して敬意を示しているとも云われ4回打つともいわれています。
2.その他にも、通常の2拍手を篤い崇敬の意味合いで2回行っている
3.1年(四季)を実りと繁栄を祈願している
などといわれ、つまりはいつ頃から柏手を4回打つことになったのか?
はたまた4回打つ理由すら現代に至っても解明されていないようです。
本殿へのお参りの後は、おにわふみ順路に沿って、右回りで本殿をぐるっと周り、瑞垣内を歩かせていただきます。
これも出雲大社特有の参拝方法です。
アクセス
住所:〒735-0004 広島県安芸郡府中町山田5丁目4−1
駅からは少し遠く、最寄りの天神川駅から徒歩約44分です。
遠いですね笑
あとは矢賀駅から徒歩約46分、向洋駅から徒歩約50分です。
健康運動公園が駐車場になっているので車でも大丈夫です。
神社への参拝から得られるもの
奥にある社にお参りし、おにわふみを終えますが、本殿正面に戻る前に、すごく眺めの良いスポットがあります。
天気によりますが、広島市内方向が、遠くの方まで一望できます。
独特の神々しくすがすがしい空間に身をおき、広島市内でせわしない日常生活を送っている自分を客観視できるような気分になります。
仕事や人間関係、日常の小さな悩みが浄化されるような気持ちになれることも、近くの神社に定期的に参拝することのメリットですね。
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