埼玉県の奥地?毛呂山町(もろやままち)にある星宮神社。
城西大学へと通じる道の先にある昔ながらの神社ですが、はっきり言って何もない、田舎の神社でございます。
観光客がたくさんいる賑やかな神社ではないですが、古くからある由緒正しき昔ながらの神社です。
そんな星宮神社を紹介していきたいと思います。
普段は物静かだけど
星宮神社の御祭神は天御中主命(あめのみなかぬし)です。
ご利益は健康、長寿です。
この神社、神主もほとんど不在ですが、年に1回大晦日の夜だけは炊き出しもあるせいか、町中の人が集まり賑わいを見せ、神主のお経がしっかり聞こえます。
除夜の鐘をついたり、お汁粉をすすったり。
地元の方がたくさん集まるため、半ば世間話の会場と化するのが大晦日の夜の特長です。
でも地元の人にとってはこのひと時がいいんですよね。
顔見知りの人たちの中でわいわい毎年新年を迎えられるのはあたたかい気持ちになります。
参拝!
基本的に誰も居ないので並ばず、すぐに参拝出来ます。
普段は地元のおじいちゃん、おばあちゃんしか参拝しないため、もし参拝している所を見たらびっくりされるかもしれませんね。
賽銭箱にお金を入れると、いわゆる『ジャラン』と言う音が聞こえません。
木の響く音が聞こえるだけです。
その音が普段の参拝客の少なさを物語っているのですが。
星宮神社オリジナルのものは全くありません。
ただ、お賽銭の箱があるだけです。
それどころか、おみくじ、自販機もありません(汗)
でもそれがこの神社の雰囲気を作っている気がして、それもまた味があっていいなぁなんて思っています。
アクセス
〒350-0435 埼玉県入間郡毛呂山町下川原
東武越生線川角駅から徒歩5分ほどの平日は学生があふれる田舎の道にあります。
この川角駅は、小さい田舎の駅ですが、越生線の中では最大の利用客を誇ります。
3つの大学、私立高校、私立中学がある学生タウンですが、飲食店、ゲームセンターなど何もありません。
3つも大学があるような都市ではない本当に田舎の町です。
駐車場はありません。
車での参拝は絶対にオススメしません。
道が狭い上に学生があふれ、はっきり言って車での通行は困難を極めて危険です。
まとめ
そんな神社ですが、神社の中に小さな公園があり、小さい頃はよく家族と遊んだ思い出の場所です。
忘れ去られていく『昭和』を思い出させてくれるノスタルジックさがあり、絶対に無くしてはならない素敵な神社です。
神社の丘からみる田園風景は格別です。
平日は学生タウンと言うこともあり、ガヤガヤした声が響くだけですが、休日は物静かな田舎の町に戻り、風の爽やかさ、風の揺らす葉っぱの音が楽しめ、おだやかな気持ちになります。
たまには日常の喧騒から逃れて、星宮神社で田舎の特有なノスタルジックさ、昭和の思い出にゆったり浸るのも良いものです。
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