静岡県藤枝市にある「飽波さん」の愛称で知られる神社の紹介です。
読み方は「あくなみ」と読みます。
ちょっと覚えにくい名前ですが、ぜひ覚えてください。
鳥居から拝殿まで
出典:wikipedia
参道入り口は南西向きです。
境内前は駐車場です。
境内入口の鳥居をくぐると、正面に大きな拝殿があります。
社殿の左手に鳥居があり、奥に境内社が二つ。
階段を上り右手に曲がると、本殿あります。
大きな神社ではありませんが、本殿の後ろにある大きな木々が安らぎと威厳を感じさせます。
飽波神社の由来
仁徳天皇六年(316年)に創祀されました。
飽波郷(藤枝一円)に鎮座していることから、飽波神社と称されている古い神社です。
飽波の地名は、瀬戸川の伏流水が泉として沸く「沸波」によるものだとする説があります。
古来から川関大明神とも称されていて、この社の土をいただくと洪水を免れるという信仰がありました。
立地上、洪水の多い地域だったのでしょう。
商店街近くにあり商いも盛んだったので自然災害から守ってくれる神社だったのです。
元々は高草山山頂にあったとする説がありますが定かではありません。
川や泉に関連する神社だとすれば、山頂に祀られたと考えづらくもあります。
永禄・元亀の合戦により焼失し、正徳五年、現在地に再建されました。
それ以前は他の場所にあったのでしょう。
御祭神は少彦名命といって、大国主命と共に日本の国を開き産業を進め、医薬の術 を教え、人々にさまざまな智恵を、お授け下さるなど幸福をもたらす神様です。
昔この山裾の小石のまわりから清らかな水がこんこんと湧き出て諸病の霊験があったと伝えられ人々に命の水を恵み、又瀬戸川の水害から護って下さることから、この地域で生活する人々にとって安心できる場所だったのだそうです。
飽波神社と私のご縁は大学受験のときです。
神社から100mほど離れたところに市立図書館があり受験生の頃は毎日のように朝から晩まで居座ってました。
お昼の弁当はこの飽波神社で食べてました。
穏やかで木々のせせらぎ聞きながら食べる昼食は唯一勉強から気持ちが離れる時間です。
アクセスや駐車場
藤枝駅の北2Kmほどの岡出山公園の麓にある落ち着いたところです。
藤枝駅から北上し、1号線に入って瀬戸川を越えて32号線に入って藤枝市役所前を通って200mほどです。
藤枝駅からは市営バスが出ているので電車で来る方はバスを利用したほうが早く着きます。
足腰に自信のある方はウォーキングにどうぞ。
駐車場はあるものの20台ほどしか停めるスペースは少ないので、そう考えると年末年始の込み合う時期はやはりバスかタクシーで来るのが一番です。
もしくは徒歩で。
まとめ
住所:〒426-0025 静岡県藤枝市藤枝5丁目15−36
今回、飽波神社を紹介した理由は私の勉強のためでもあります。
というのも3年に1度ある藤枝大祭に私も参加することになったからです!
私の住まいはここの学区とは違いますが、ご縁があってお祭りの一員となることに。
藤枝大祭は去年やったので次は2年後です。
私が誘われたのは去年の大祭が終わったあとだったのでなんとも待ち遠しい。
優しくて人間味のある人たちで賑わっている祭りでもあります。
思い出深い神社にお祭りというかたちで携われることはとても光栄です。
ぜひぜひ藤枝大祭を見に飽波神社にお越しください!
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