知る人ぞ知る不思議な神社、福岡県福岡市には「少童神社(わだつみ)」という神社があります。
境内には見上げると首が痛くなるほどの大木と公民館があります。
公民館では空手や習字などの習い事もできるので、日が暮れるまでは境内で遊ぶ子ども達と談笑するお母様方の姿をよく見かけます。
しかし日が暮れると人の姿がなくなり大木がザワザワと揺れる様はさながらジブリ映画「となりのトトロ」のようです。
そんな神秘的な雰囲気と独特の世界観が楽しめる、少童神社の紹介です。
場所や駐車場
住所:〒814-0015 福岡県福岡市早良区室見4丁目3
周辺は閑静な住宅街ですが、大通りから細い路地に入り込むと突如として荘厳な雰囲気の少童神社が出現します。
あまりに周囲と雰囲気が違うので、びっくりされるかもしれません。
少童神社へは、地下鉄で行くのがおすすめです。
有料のパーキングであれば少童神社周辺にも数カ所あるので車で行くことも可能です。
しかし駅から徒歩約5分ほどで到着する距離なので、ぜひお散歩しながら少童神社と周辺とのギャップを楽しんでもらいたいですね。
最寄駅は、福岡市営地下鉄空港線「室見駅」です。
神社について
おはようございます!
昨日、室見にある少童神社についてツイートをしたのですが、
海の神様だけではなくて、太宰府天満宮でおなじみの菅原道真公も一緒にお祀りされております。
境内には菅公が大宰府に行く途中に腰を掛けたと伝えられている腰掛石もある由緒ある神社なんですよー(^^)/ pic.twitter.com/6lY9ocsKzs— 有限会社 愛不動産 (@ai_fudousan) 2017年10月20日
少童神社の御祭神は「大綿津見神」だそうです。
また、天満宮には菅原道真公が祭られています。
神殿の裏側に、「菅公腰掛石」と刻まれた石碑があるのですが、これは菅原道真が都から大宰府に向う途中に腰掛けた石です。
この石碑に気付いている人は、そう多くない気がします。
実は私もつい最近まで全く気付いていませんでした。(笑)
そんな古いものがこうして残っているなんて、びっくりしてしまいました。
平安京からこの地までの遠い道のりを思うと、何とも不思議な気持ちになります。
道真はこの石に腰掛けてどんなことを考えていたんでしょうか。
慌ただしい日常の中で、ふと歴史に思いを馳せる時間も素敵ですね。
私は少童神社の雰囲気がとても好きで、遠回りして側を通ることもしばしばです。
私にとっていわゆるパワースポットのような場所です。
浄化されるような力が湧いてくるような不思議な感覚を味わえます。
非日常を感じたい方にぜひおすすめしたい神社です。
まとめ
福岡市で地元の方々から親しまれている「少童神社」について紹介させていただきました。
荘厳、神秘的、非日常。
少童神社が色々な魅力を持っているのは、道真公の時世から続く歴史がその礎となっているからかもしれないなと感じました。
これからもずっと関わっていきたい場所の一つです。
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