“私が今回紹介させていただくのは香川県綾歌郡宇多津町にある宇夫階神社です。
なんて読むのか分かりにくいのですが、正しい読み方は「うぶしな」で、本殿は伊勢神宮外宮の旧多賀宮御正殿を拝戴しているそうです。
どんな神社なのか簡単ではありますが紹介していきます。
こんな神社
宇夫階神社ですが、創建年代が779年(平安時代)と歴史ある神社で、登録有形文化財として宇夫階神社本殿が、市町村指定天然記念物として巨石と御膳岩が、町指定有形文化財として網浦眺望青山真景図絵馬が登録されています。
この記事を書くまで知りませんでしたが、巨石と御膳岩は宇夫階神社に入ってすぐに目に入ってくる岩のことだと思います。
さて、この宇夫階神社ですが、特徴が二つあり、一つは秋のお祭りがあることです。
普段は春頃に周囲でお雛様の展示が開かれたときぐらいしか人が集まりませんが、お祭りのときは全然様子が違ってきます。
狭い境内の中には太鼓台がぎゅうぎゅうになりながら入ってきて、かき比べが繰り広げられます。
田町(たまち)と聖通寺(しょうつうじ)のお旅所に土日の二日間に分けて、太鼓台が進んで行くときのスタートラインとなっています。
スタートラインである神社出口がすでに人だらけなので、太鼓台が人と屋台の間を抜けて、練り歩く様は迫力満点です。
こんな名物も
そして、もう一つの特徴はうどんです。
何を言っているのか分からないかもしれませんが、香川県はうどんが有名なのは聞いたことがあると思います。
そのうどんが宇夫階神社内で食べることが出来るのです。
私自身はまだ食べに行ったことはありませんが、聞くところによりますと、宮司の息子さんが営んでいるらしくて、うどん屋の名前はまんま「うぶしな」です。
場所は神社の敷地内にある納屋を改造したところで営業しているらしくて、私は宇夫階神社には何度も足を運んだことがありますが、その存在に全く気づいていませんでした。
うどん屋自体は巷では結構有名らしくて、ぶっかけうどん一択の手抜き店ではなく、肉ごぼうぶっかけうどんが一押しの本格うどん店とのことです。
もし宇夫階神社に行くことがあれば、ぜひセットでうどん屋さんにも行ってみてはどうでしょうか。
アクセス
住所:〒769-0210 香川県綾歌郡宇多津町1644
決して大きな神社とは言えず、場所も車一台が通れるところを進むとありますが、主要道路から脇道に入って一分もかからないうちに到着できるので、環境としては行きやすくなっているとは思います。
宇多津駅からは徒歩で15分もかかってしまうので、バスを利用するか駐車場はあるので、自分の車で行くのがおすすめです。
ただし、バスの運行はだいぶ時間が空いているので、少し利用はしづらいかと思います。
小さな神社ではありますが、香川県に来た際には是非参拝してうどんを食べてみてください。
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