宮城県仙台市にある、大崎八幡神宮をご紹介したいと思います。
地元ではお八幡様とか八幡神社と呼ばれているようです。
御祭神は、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后で、戌年と亥年生まれの神社ともなっています。
2018年の干支は戌ということでまとめてみました!
ご祭神とご利益について
出典:wikipedia
神社前の道路は交通量がけっこうありますが、鳥居をくぐって境内に入っていくと、とても静かな奥深い空間となっています。
本殿、石の間、拝殿は国宝に指定されていて、あまり大きくはないのですが、荘厳な雰囲気を感じます。
もともとは、他の土地で平安時代に坂上田村麻呂によって勧請されたと伝えられていて、伊達政宗がこの場所に御神体を遷しのだそうです。
御祭神は、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后だそうで、源氏の氏神様ともいわれているそうです。
「卦体神」と呼ばれる十二支の神様を信仰する風習の内、戌年と亥年生まれの神社ともなっているので、戌年や亥年の人が多くお参りにくる神社でもあります。
どうでもいい話かもしれませんが、2018年の干支である戌年は十二支の中で一番人口が少ないんだそうです。
身近な戌年の方は少しレアな存在かもしれませんね。
八幡様の御利益は、厄除け・除災招福や必勝・安産の神 とのことで、御守りも色々な種類が置いてあります。
毎年1月14日には「どんと祭」が開催され、地元ではかなり有名なんですよ。
「どんと祭」では裸参りというのがあって、企業や商店や個人のグループなどが、ふんどし姿で遠くからも行列でやってきます。
お正月飾りやお札を燃やす大きな炎の周りをまわって参詣するのですが、一般の人は普通の服装でお正月飾りや古いお札を燃やしてもらいにやってきて、とても賑わいます。
その炎にあたると、一年間風邪をひかないとか病気にならないとか、家内安全とか言われているんですよ。
御守り
地元では大きな神社なので、御守りの種類もたくさんあります。
いくつか特徴のあるものをご紹介しますね。
御祭神の神功皇后様が安産の神様ということで、桐箱入りの「安産守袋」というのがあります。
干支の戌も安産などにはご利益があると言われています。
とてもご利益がありそうですね。
また、源氏の氏神様ともいわれていることから、必勝を祈願する「勝守」。
仙台が拠点のサッカーチーム、ベガルタ仙台の活躍を祈念した「 ベガルタ守護」。
宮城が本拠地となっているパ・リーグの東北楽天ゴールデンイーグルスの活躍を祈念した「楽天守護」なんていう、レアな御守りもあるそうです。
アクセス
住所:〒980-0871 宮城県仙台市青葉区八幡4丁目6−1
JR仙台から西北に位置する場所にあって、車かバスか電車で行くことになると思います。
大崎八幡宮へ行くには、車の他、仙台駅方面からだと、市営バス、またはJR仙山線か仙台市営地下鉄南北線で行ってバスに乗り換えるか徒歩で行くことができます。
車で行く場合は、北参道前に無料駐車場があって、普通車が約70台とめられるとのことです。
バスは路線バスと、ほぼ観光用の巡回バス「るーぷる仙台」というお洒落なバスもありますよ。
JR仙山線の東北福祉大前駅からだと徒歩12分くらい、仙台市営地下鉄南北線の北四番丁駅からだと徒歩30分くらいかかるでしょうか。
のんびり歩いて行ってもいいのですが、神社へ行くまでの道には自然とかお店などあまりない場所なので、面白みはないかもしれません。
作並街道に面していて、大きな赤い鳥居が目印です。
いつ行っても、鳥居をくぐると清々しい空気を感じられる、そんな神社ですよ。
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