尉殿神社でのお祭りの感想など!読み方や地元の人の声も紹介!

東京都西東京市にある尉殿神社(じょうどのじんじゃ)を紹介します。

尉殿神社は江戸時代前期にはすでに今の場所にあったようで、地元の守り神として長く親しまれています。

御祭神は「級長津彦命(しなつひこのみこと)」(級津彦命、級長戸辺命、志那都比古神、志那都彦神とも書かれます)と「大日霊貴命(天照大神)」です。

いつ建てられたの?

尉殿神社が今の場所に建てられたのは元和8年(西暦1622年)といいますから、今から400年ほど前になりますね。

有名なところで言えば関ケ原の合戦の少し後ですね。

実は、そのはるか前の正応年間(西暦1288年から1292年)に現在の西東京市谷戸町付近に尉殿権現として建てられていたお社が前身だそうです。

尉殿権現は江戸時代に分祀されて、現在の田無神社と尉殿神社に分かれました。

田無神社が男神、尉殿神社を女神とする伝承が地元では残っていて、2社に参拝して夫婦円満を願う参拝客もいるようです。

夫婦仲でお悩みの方は一度訪れてみては?

アクセス

最寄り駅は西武池袋線の「ひばりヶ丘駅」から歩いて20分ほどと、駅からは少し距離があります。

住所:〒202-0005 東京都西東京市住吉町1丁目21−1

真夏に歩くとなれば汗が噴水のように噴き出しはじめる距離です。

残念ながら駐車場がないようなので、車で行く場合は5分ほど歩いたところにあるコインパーキングにでも停めて歩くしかないようです。

近くにはコンビニもありますのでトイレや飲料確保にも便利ですよ。


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級長津彦命(しなつひこのみこと)とは?

尉殿神社の御祭神の級長津彦命はイザナギとイザナミの間に生まれた神様です。

伊勢神宮でも別宮として風日祈宮と風宮でまつられています。

級長津彦命は風の神様といわれているので、お米などを作っていた農家さんは、暴風や強風で作物がダメにならないよう尉殿神社でお願いしていたようです。

鎌倉時代に中国の元が日本に攻め寄せた時に(元寇)、神風を吹かせて元軍を撤退させたのが風の神である級長津彦命という言い伝えがあります。ありがたい神様ですね。

さあ参拝してみよう

出典:wikipedia

住宅に囲まれた場所に尉殿神社はあります。50メートルほどの参道は並木道になっていて、大きな岩や古めかしい切株がところどころに埋まっています。

なにか秘められた歴史がありそうですが残念ながら不明です。

普段はまばらにしか参拝客がいないので参道はひっそりと静かですが、お正月には初詣客で端から端までの長い行列ができます。

また、10月に開催される例大祭では、参道にびっしりと露店が並び、たくさんの子供たちや地元の人が訪れてワイワイとにぎやかなお祭りになります。

年に一度の尉殿神社のお祭りは、子供時代の忘れられない思い出です。

参道の終わりには左右に狛犬が置かれ、参拝客を出迎えてくれます。この狛犬たちはどれぐらい昔からここでお座りしているのでしょう。

狛犬と別れ、本殿前の鳥居をくぐると目の前に本殿です。建物の規模は小さめですが、参道を入れると長さは100メートルぐらいになると思います。

ゆっくりと参道を歩いての参拝はリラックス効果抜群です。

まとめ

以上で西東京市の尉殿神社の紹介を終わります。

まさに地域密着の守り神といった神社です。風が吹くと尉殿神社の神様を思い出してしまう、地元には欠かせない神社です。


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