福岡県の安産祈願で有名な神社、宇美八幡宮の紹介です。
場所は福岡県糟屋郡宇美町にあります。
こちらは、応神天皇、神功皇后、玉依姫命、住吉大神、伊弉諾尊をお祀りしています。
この神社は神功皇后が三韓征伐の帰りに応神天皇を産んだ地であり、町名の「宇美」も「生み」から由来するそうです。
最寄りはJR宇美駅から徒歩5分ほど、西鉄バスであれば博多駅から出ているバスで宇美八幡前で下車してすぐなので比較的交通の便はいいです。
昔から安産祈願、お宮参り、七五三等で愛されています。
住所・駐車場について
住所は、「福岡県糟屋郡宇美町宇美1丁目1-1」にあります。
駐車場は3か所あります。
鳥居から向かって左側、お隣の歴史民俗資料館横、参道から直進で200mほど離れた宇美小学校前です。
戌の日、日曜日、祭日はたくさんの方がお参りされているので鳥居の左側、歴史民俗資料館横側は満車になっている可能性があります。
宇美八幡宮は、宇美町の中心部にありますが、博多駅から30分ほど離れた郊外にあるのでのどかな場所になります。
参拝
出典:http://www.umi-hachimangu.or.jp
鳥居をくぐるとすぐに本殿です。
もし、安産やお宮参り等の祈願をされる場合は9時から17時までの受付となりますので気をつけて下さい。
つきましたら本殿横の社務所で受付してください。
戌の日は混雑が予想されるので朝一から受付されるとスムーズに進みますね。
本殿横には「子安の木」といわれる木があります。
お祀りしている神功皇后が応神天皇を出産する際、槐の木にすがり出産し安産だったと伝えられています。
現在のご神木はその時の木では無いそうですが、子孫の木にあたるそうです。
宇美八幡宮のご神木として大切に祀られています。
また、この宇美八幡宮には「子安の石」というものがあります。
本殿の後側にある「湯方社」に石が山ほど積まれています。
この石は安産祈願を終えた妊婦さんが、積まれた石から好きなものを選んで持ち帰り、無事に出産を終えた際に持ち帰った石と
生まれた子の氏名、誕生日、体重等を記した石の2つをお宮参りの際に納めるのが慣わしになっています。
初めて見たときは石の数に驚きますので、是非、参拝の際にはのぞいてみて下さい。
安産祈願を終えて幸せそうに石を選ばれている妊婦さんや、無事に出産を終えて赤ちゃん連れで参拝されている家族で賑やかで幸せな場所です。
まとめ
安産祈願で有名な宇美八幡宮ですが、境内には「衣掛の森」「湯蓋の森」と言われる樹齢二千年以上の大楠をはじめ、緑の多い神社なのでのんびり時間を過ごせる場所です。
鳩もたくさんおり、社務所で鳩の餌を購入すると鳩の餌やりも楽しめます。
あと、鳥居横には休憩処もあり、子安餅という和菓子がおすすめです。
安産祈願等でなくても、少しぼんやりしたい時などにはうってつけの場所だと思います。
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