京都にある「天神さん」と言えば、京都市にある北野天満宮を挙げることが多いですよね。
ですが同じ京都でも、京都市ではなく長岡京市に大きな天神さんがあるのをご存じですか?
今回は長岡京市で親しまれている天神さんについて知ってもらえればと思います。
神社について
出典:wikipedia
正式名称は「長岡天満宮」。
前述の通り長岡京市に存在し、住所は京都府長岡京市天神2丁目15-13となっています。
京都府長岡京市天神2丁目15-13
最寄り駅は阪急京都線にある長岡天神駅です。
駅の西口からは徒歩で約10分。
駐車場も完備されており、遠方からも安心して来ることができます。
ただ繁忙期などは駐車場が満車になることも多いので、その時期に参拝する場合は注意が必要です。
ご祭神は天神さんということで「菅原道真公」を祀っています。
ご利益は天神さん共通の「学問・合格祈願」です。
受験シーズンが近づいてくると近隣の中高生達が参拝に訪れるようですよ。
参拝
駅から向かった場合は一本道の先に大鳥居が見えてきます。
かなり大きいので見落とす心配はほぼありません。
周囲にはいろいろな店が建っていて常に賑わっています。
ちょっと交通量が多いですが、迷うことなく大鳥居へとたどり着けるはずです。
大鳥居の側には八条ケ池という大きな池があり、水上に橋でできた順路があるので散策する人も多いです。
大鳥居から始まる参道に植えてあるのはキリシマツツジという植物で、ゴールデンウィークの時期には満開になった花を見に大勢の方が訪れます。
参道を何度か曲がったあとに大きな階段が見えてきて、そこを登り切ったら本殿が現れます。
この本殿はもともと平安神宮の社殿で、昭和16年に拝領移築されたのだそうです。
境内には平日でも数組の参拝者がいて、観光客もいますが地元の人が多めという印象でした。
社務所にあるお守りは定番のものが多いですが、中でも目を惹くのが「合格祈願セット」。
合格守り、学徳お札、合格鉛筆、絵馬がセットになったもので、授与品の中では一押しといった扱いです。
また、前述のキリシマツツジを始めとして季節の花を多く植えているからか、「花おみくじ」というちょっと変わったおみくじもあります。
番号によってそれぞれ花の絵が描いてあり、和歌も載せられています。
もちろん普通のおみくじも取り扱っているので、おみくじをひいてみたい場合はご自身の希望に応じて選ぶことができます。
本殿の脇にある参道を少し進むと梅園があります。
ご利益の学問と同じくらい、菅原道真といえば梅が有名ですものね。
こちらはシーズンでも拝観料なしで梅を楽しむことができます。
種類もいくつかあるようで、白梅、紅梅を始めとしたさまざまな梅が植えられています。
長岡京市と言えば
長岡京市の特産品として有名なのがタケノコです。
長岡天満宮の境内にはタケノコ料理で有名な料亭があり、タケノコの季節となれば周囲にある店で採れたばかりのタケノコが数多く販売されます。
少しかさばりますが、お土産にはちょうどいいかもしれません。
まとめ
以上が長岡天満宮の紹介になります。
駅名にもなるくらい地元にとっては大きな存在である長岡天満宮。
地元からの愛を感じる天神さんに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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